“なでしこ”は万葉集にもたびたび読まれた小さく可憐な秋の七草。
しかし、もうひとつの花に成長、世界に知られたサッカーの大輪に。

女子サッカーは企業の援助は少なく、ＭＦ宮間のように働きながら
頑張っている選手もいる。
男子と違って、好きでなければできない過酷な環境なのだ。
そんな環境なのに、小柄な選手たちは、男子が成し遂げれなかった
偉業へと近づいた。銀メダル以上というところまできた。

残る対戦は、ガリバー米国だ。小人の日本がどれほど通用するか
ひょっとしたらひょっとするかもしれない期待でわくわくの
ファンは急増している。
米国は余裕を示しているが勝負事はわからない。弱者が強者に勝てるのは
捨て身だ。相打ちを覚悟して果し合いをするとその気迫は相手に勝る
日本選手は全員結束している。控えの選手・監督・コーチも全員同じ思いで勝負に臨んでいる。まさに捨て身で臨んでいるのだ。

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